休職中のルミエールです。
今回は、うつ病で休職する前後で変化したお金の考え方について書いていきたいと思います。
休職前のお金の考え方
うつ病で休職する前の私は、人付き合いや趣味にお金を使うことはあまりなく、余ったお金はできるだけ投資に回していました。
私のしていた投資は、長期で資産を最大化させることを重視するもので、配当などの現金を生むことを重視する投資スタイルではありませんでした。
しかも、すぐ使える貯金は生活費の1〜1.5か月分しかなく、医療保険などで万が一に備えることもしていませんでした。
休職して気づいたこと
当然ながら休職すると、労働で得られる収入はなくなります。代わりに傷病手当金が支給されるのですが、その金額は普通に働いていた時の約3分の2で、そこから社会保険料や住民税なども支払わなければいけません。
しかも、支給されるまでは申請してから大体1〜2か月かかります。私の場合は注意事項をしっかり確認せずに申請してしまったため、3か月かかりました。
当然、貯金だけで生活していた私は現金が足りなくなり、積み立てていた投資信託を一部売却することになりました。資産額自体は増えていましたし、数字だけ見れば大きなものではありませんでした。
それでも、自分の将来のために積み上げてきた資産を生活費として取り崩すことには、想像以上の精神的な負担がありました。収入が途絶え、いつ復帰できるかわからない状態で資産が減っていくこと。そして売却益に対して税金まで払わなければいけなかったことが、一番きつかったです。
この時、現金の大切さを痛感し、保険に加入してもう少し貯金を持っておくべきだったと後悔しました。
考え方が変わったこと
現金の備えの大切さ
休職前の私は、余ったお金はできるだけ投資に回すべきだと考えていました。現金として持っておくことは、機会損失だとさえ思っていました。
しかし、実際に収入が途絶えてみると、すぐ使える現金がいかに大切かを痛感しました。傷病手当金が支給されるまでの間、現金が足りなくなり投資信託を売却することになったのですが、資産を取り崩すことへの精神的な負担は想像以上でした。
今では、最低でも生活費の3か月分、できれば半年分は現金で持っておくべきだったと思っています。
保険の必要性
貯金が少なかったことも問題でしたが、就労不能保険や医療保険に入っていなかったことも大きな問題だったと思います。実は休職する1年ほど前、「そろそろ医療保険に入った方がいいかもしれない」と思い、情報収集していた時期がありました。しかし、保険の種類が多すぎて比較するのが大変で、結局そのままにしてしまいました。
今振り返ると、私の場合は最低限の保障でも加入していた方が安心できたと思います。精神疾患になると保険の審査自体が厳しくなることもあるため、元気なうちに備えておくことが大切だと感じました。
自分へのお金の使い方
私は投資のためにお金を使う一方で、自分を楽しませたりストレスを発散したりすることにはほとんどお金を使っていませんでした。
趣味もなく、人付き合いもせず、仕事以外の時間は家でごろごろしているだけでした。強いストレスがかかった時に発散する手段がなかったことが、うつの悪化につながった一因だったと思います。
お金は増やすだけでなく、自分の心身を守るためにも使うべきだったのだと、今は感じています。
今後のお金との向き合い方
休職する前の私のお金の使い方は、あまりに自分という人間を軽視したものでした。社会復帰できたら、万が一の備えをするだけでなく、自分をねぎらうためにもお金を使っていきたいと思います。
まず、精神疾患の既往歴があっても入れる保険を探して加入し、収入の一定割合は貯金に回して、何かあった時にも備えられる体制を作っておきたいと思います。
また、趣味や人付き合いにもお金を使い、自分を適度に休ませられるような生活にしていきたいと思います。
今振り返って思うこと
休職するまでは、お金を増やすことばかり考えていました。しかし、実際に働けなくなってみると、お金には「増やす」だけでなく「生活を守る」という役割もあることを実感しました。
もちろん、資産運用を続けていたからこそ休職という決断ができた面もあります。一方で、現金の備えや保険、自分を休ませるためのお金も同じくらい大切だったのだと思います。
今後は資産形成を続けながらも、「資産を増やすこと」と「安心して生活すること」のバランスを大切にしたいと思います。